湊総合法律事務所

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1.遺留分の基礎知識

遺留分とは

Q1 遺留分とは何ですか。

遺留分とは、兄弟姉妹以外の相続人(「遺留分権利者」といいます)に最低限留保された相続財産の割合のことです。

具体的には以下のとおりです。


 (1) 直系尊属のみが相続人である場合 被相続人の財産の1/3
   (父と母のみが相続人である場合、法定相続分1/2を掛けてそれぞれ1/6ずつ)
 (2) (1)以外の場合 被相続人の財産の1/2
   (子供2人のみが相続人である場合、法定相続分1/2を掛けてそれぞれ1/4ずつ)
 

Q2 遺留分は具体的にはどうやって算出すればよいですか。

まず、遺留分の算定の基礎となる財産を計算します。

計算式は以下の通りです。


被相続人が相続時に有していた積極財産
+被相続人が相続開始前の1年間に贈与した財産
+被相続人と受贈者双方が遺留分権利者の遺留分を侵害することを知って贈与した財産
+被相続人と受贈者双方が遺留分権利者の遺留分を侵害することを知って不当な対価で有償処分した財産
+特別受益となる贈与
-被相続人が相続時に有していた消極財産

遺留分権利者毎に遺留分の額を把握するには、上記計算によって出た財産の額に対してQ1の割合(遺留分の割合×法定相続分)を掛け、さらに当該遺留分権利者が相続により取得した財産を引き、そして当該遺留分権利者の相続債務額を足します。

 

遺留分減殺請求

Q1 被相続人が、相続人の一部又は第三者に、遺留分を超えて遺贈や贈与をしていたことが相続開始後に判明した場合、

どうしたらよいですか。


このような場合を、遺留分の侵害があったといいます。

遺留分権利者およびその承継人は、遺留分を侵害されたことを理由に、遺留分を超えて遺贈または贈与を受けた受遺者または受贈者(遺留分侵害者)に対して、財産を取り戻す権利を行使することができます(1031条)。

これを遺留分減殺請求権といいます。

遺留分減殺請求権は、遺留分権利者が、相続の開始及び減殺すべき遺贈又は贈与があったことを知った時から1年間行使しないときは、時効によって消滅します。

また、相続開始を知らない場合でも、相続開始から10年経過したときは消滅します。

 

遺留分の放棄

Q1 遺留分を被相続人の死亡前または死亡後に放棄することができますか。

遺留分権利者は、相続開始の前後を問わず遺留分の放棄することができます。
相続開始前に放棄する場合は、家庭裁判所の許可が必要です。
なお、共同相続人の1人が遺留分を放棄しても、他の共同相続人の遺留分がそれによって増加はしません。
 

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